安息の調査団

「ジャンル問わず様々なことを調査します」

4.【神社編】神社が大切にしていること【罪と穢れ】

皆さんお久しぶりです。
わが団は身近なものを調査していく組織です。
今回は文化調査の神社編として罪とけがれについて調べてきました。

罪と穢れとは

神社では、罪やけがれを避けた清らかな状態を大事にします。

罪とは

罪とは規範や秩序を破壊する行為のことです。
人を傷つけるなどの自分の行動で発生する行為のことで
延喜式」によると、病気を患うことも罪と考えるようです。

穢れとは

自分の行動により発生する罪に対して、
穢れは動物の死骸を見たり死に関わることなどでつきます。
日本最古の歴史書である「古事記」では
亡くなって黄泉の国へいったイザナミノミコトを
イザナギノミコトが連れ戻そうとした場面があります。
イザナギノミコトは変わり果てたイザナミノミコトの姿を見て
逃げ帰ることになるのですが、その時に黄泉の国で穢れを得たと考えられます。

 

このように死は古代から穢れと考えられてきました。
また、死に関すること以外でも、罪や穢れは日常生活の中で徐々に身体の垢のように蓄積していくと考えられています。

 

今回は罪と穢れについてでした。
次回は罪と穢れを取り除くための「禊ぎ」「祓い」についてまとめます。
ご精読ありがとうございました。

 

余談(読まなくていいよ)

最近いろいろと迷走しておりまして、
プログラミングを勉強したり動画編集を学んだり様々なことを行っていました。
しかしどれもうまくいかずに中途半端に終わってしまい、
絶望しているところでこちらのブログのことを思い出し久しぶりに
記事を書いてみました。今後は更新頻度を上げていこうと思います。
以上!

 

-----参考図書-----

・「カラー版一番よくわかる神社と神々」

  監修者:平藤喜久子ひらふじきくこ)

  編著者:かみゆ歴史編集部

  発行者:若松和紀

  発行所:西東社

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